先日、ツール・ド・フランスの、選手の食事の話を、書きました。
1日、6000〜8000キロカロリー。 成人男性の、3〜4日分。 「わが家4人分の食費、1人で消えるんじゃ」と、笑いながら、書きました。
そしたら、また、面白いニュースが、目に、入りました。
「ノルウェー代表のFW、ハーランド選手の食事」
W杯で、大活躍した、あの、超人的なフォワード、アーリング・ハーランド選手(25歳、195cm、94キロ)。 彼の、日々の食事内容が、公開されて、話題になっていました。
「1日6000キロカロリー、地元農場の牛肉、内臓、生乳、サプリ・プロテインは、使わない」
これ、読むだけで、なんとなく、興味を、そそられます。
そして、内容を、詳しく見たら、これがまた、けっこう、深い話。 主婦のわたしの、日々の献立にも、応用できる、ヒントが、たくさん、ありました。
今日は、その「ハーランドの食事内容、主婦のわたしが、真剣に、参考にしてみようと思った話」を、書かせてください。
まず、ハーランド選手の、1日の献立
情報源として、AERAdotの記事(スポーツ栄養学の、上西一弘教授へのインタビュー)を、参考にしました。
起床後
濾過された水を、飲む。
いきなり、濾過水。 水道水じゃない。 浄水器を通した、綺麗な水。
朝食
- サワードウブレッド(小麦とライ麦粉と、水を混ぜて、発酵させたパン)
- 目玉焼き
- 生乳と、メープルシロップを、混ぜたコーヒー
サワードウブレッドって、なんだろう? 調べたら、ヨーロッパで、伝統的に食べられている、天然酵母で発酵させた、酸味のあるパン。 おしゃれ。 市販の食パンとは、違う、こだわり。
昼食
- ライス(お米!)
- 魚(サーモンや、サバなど)
- アスパラガスなどの、温野菜
これ、意外と、日本人向き。 ライス+魚+野菜、って、和食の基本。 サーモンや、サバは、DHA、EPAが、豊富。
夕食
- トマホークステーキや、リブロース
- 心臓(ハツ)や、レバー
- 生乳
- ハチミツ
……ハツと、レバー、毎晩??
わたし、これ、けっこう、衝撃でした。 内臓肉、日本の主婦には、なかなか、日常的に、食べない食材。 でも、ハーランドは、これを、毎晩、食べる。
そして、生乳とハチミツも、毎晩。 なんだか、王様の食事、みたい(笑)
総摂取カロリー
1日で、6000キロカロリー超え
これ、成人男性の、2.5倍、くらい。 195cm、94キロの、体を、支えるために、必要な、燃料。
ハーランドの、こだわり
この、献立の、いちばんの特徴。
「すべて、自然な食材」
具体的には、
- 地元の農場で、牧草を食べて育った、牛の肉を、わざわざ、買いつける
- 水道水は、飲まない
- 加工食品は、避ける
- プロテインや、サプリメントは、使わない
「サプリ、いらない」
これ、たぶん、多くの、アスリートを、驚かせた、発言。
近年、プロスポーツの世界では、
- プロテイン
- ビタミン剤
- BCAA、EAA(アミノ酸)
- クレアチン
こういう、サプリメントを、使うのが、当たり前、みたいな、風潮が、ある。 でも、ハーランドは、「食事から、すべての栄養を、摂る」、という、姿勢。
これ、めちゃくちゃ、シンプル、なんだけど、実は、いちばん、難しい、道。
スポーツ栄養学の、専門家の、コメント
日本栄養大学の、上西一弘教授、こう、コメントしています。
「アスリートや、スポーツに励む中高生にとって、いい見本だと言えると思います」
「最近は、サプリメントや、プロテインに頼るアスリートが、少なくありませんが、食事からの、栄養摂取を、徹底しているハーランド選手の姿勢は、ぜひ、見習ってほしい」
「アスリートの基本は、一にも二にも、食事」
「強いアスリートは、みんな、内臓も強く、しっかり食べています」
これ、聞いて、わたし、うなずきました。 そう、基本は、食事。 サプリで、補うのは、あくまで、補助。
なぜ、濾過水?
これも、教授が、コメント。
「水道水や、加工肉などの、加工食品は、余分な成分が、含まれています」 「体への、負担を、避けるという点で、理にかなっていると、言えます」
そして、面白い、指摘。
「濾過した水を、使っているチームや、選手は、日本にも、けっこういる」
え、そうなの? 知らなかった。
わたし、なんとなく、水道水を、飲んでいます。 浄水器も、使ってない(ペットボトルの、麦茶、たまに)。 でも、プロの選手たちは、こういう、細かい部分まで、こだわっている。
「アスリートの、体は、資本」 という、当たり前のことを、改めて、思い知りました。
ハツと、レバー、なぜ食べる?
内臓肉、日本の家庭では、あんまり、食卓に、上がらない。 でも、ハーランドは、これを、毎晩、食べる。 なぜ?
上西教授の、解説:
「レバーや、ハツには、糖質などを、エネルギーに変える、ビタミンB群と、持久力につながる、鉄分、筋肉を作る、たんぱく質が、豊富に含まれています」
つまり、
- ビタミンB群(エネルギー代謝を、助ける)
- 鉄分(持久力に、直結)
- タンパク質(筋肉を、作る)
これらが、一度に、摂れる、天然の、パーフェクトフード。
そして、こう続けています。
「特にレバーは、嫌いだから、食べない、という選手が、いますが、2週間に1度くらいは、取り入れてほしい食材です」
2週間に1度、というのが、いいポイント。 毎日じゃなくて、時々で、いい。
ただし、注意点も、あります。
「レバーの、食べ過ぎは、ビタミンA過剰症を、招きかねないので、注意が必要」
ビタミンA過剰症って、これ、実は、けっこう、大事な話。 妊娠中の方は、特に、レバーの食べ過ぎは、要注意。 何事も、バランスが、大事。
魚、サーモンとサバに、注目
これも、教授が、強調していた話。
「ハーランドが、魚を、取り入れている点は、ぜひ、マネしてほしい」
- 高たんぱく
- 白身魚なら、消化もいい
- サバや、サーモンには、DHAや、EPA
- 特にEPAは、運動時の持久力を、向上させる、との、研究もある
日本の主婦としては、これ、うれしい話。 だって、日本の食卓には、魚料理が、豊富に、ある。 焼き魚、煮魚、刺身、フライ、いろんな、調理法。
「わが家、魚料理、けっこう、出してるかも」
ちょっと、自画自賛(笑)
温野菜の、メリット
ハーランドが、アスパラなどの、温野菜を、食べているのも、注目ポイント。
「野菜は、加熱すると、カサが減るため、生野菜より、多く、摂取できるメリットがある」
これ、なるほど、と、思いました。
生野菜サラダ、けっこう、量、食べているつもりでも、実は、そんなに、多くない。 でも、加熱すると、カサが、減って、たくさん、食べられる。
「わが家、意外と、生野菜が、多いかも」
これ、反省点。 温野菜、もう少し、意識して、増やそう、と、思いました。
追加のアドバイス:キウイ、と、色のついた野菜
上西教授は、ハーランドの食事について、追加の、アドバイスも、しています。
「報道されている限りですが、緑だけではなく、黄色や、赤など、色のついた野菜を、もっと、食べてほしい」
「あとは、果物が、少ないようなので、ビタミン豊富で、たんぱく質を分解する酵素を持つ、キウイフルーツを、毎食1個、加えてほしいところです」
キウイ、毎食1個
これも、面白い、アドバイス。 キウイ、日本のスーパーで、けっこう、安く売っている。 朝食に、1個、加えるくらいは、無理なく、できる。
わが家、時々、キウイを、買います。 でも、毎日は、食べていない。 これ、意識してみようかな。
「マネしすぎない」大事さ
上西教授、最後に、大事な指摘を、しています。
「アスリートや、学生選手が、食事にこだわることは、良いことだとしつつも、マネし過ぎない、よう、訴える」
「自分は、体を、大きくしたいのか、維持したいのか。目的があっての、食事です」
これ、めっちゃ、大事。
- ハーランドは、体を、大きく、強くしたいから、6000キロカロリー
- 一般人が、6000キロカロリー食べたら、確実に、太る
- 中2の長男が、6000キロカロリー食べたら、消化不良で、倒れる
「目的に合わせて、量と、内容を、調整する」
これが、たぶん、家庭の、料理でも、いちばん、大事なこと。
「食トレ」の、悪い例
面白い話が、続きます。
上西教授、強豪高校の、部活の寮を、訪問すると、バランスの、めちゃくちゃな、食事を、目にすることが、ある、と。
- 炭水化物に、唐揚げや、ハンバーグを、てんこ盛り
- 野菜は、ちょっと
- それを、ビタミン剤などの、サプリで、補おうとする
これ、多くの、部活の子に、思い当たる、話じゃないでしょうか。
「とにかく、たくさん食べれば、強くなる」 「サプリで、栄養バランスは、なんとかなる」
こういう、勘違い。
でも、ハーランドの、食事は、逆。 「自然な食材で、バランス良く、たくさん食べる」 これが、本物の、食トレ。
わが家の、献立を、振り返る
このニュースを、きっかけに、わが家の献立を、振り返りました。
朝食(平均的な、うちの朝):
- パン、コーヒー、時々、ヨーグルト
- 改善案:目玉焼き、時々、追加。フルーツを、増やす
昼食(平日):
- そうめん、パスタ、麺類が、多い
- 改善案:魚料理、時々、追加。温野菜を、増やす
夕食(平日):
- ご飯、味噌汁、主菜(魚か肉)、副菜(サラダか、煮物)
- これは、けっこう、いい。ハーランド的にも、悪くない
内臓肉:
- ほとんど、食べていない
- 改善案:2週間に1度くらい、鶏レバーを、取り入れる
サプリ・プロテイン:
- 使っていない(そもそも、必要じゃない)
- これは、キープ
加工食品:
- けっこう、使ってる(冷凍食品、時々の缶詰)
- 改善案:週末、時間があるときは、手作り、増やす
中2長男に、応用できそう
長男(中2)、育ち盛り。 そして、来年は、中3、高校受験。 体力も、いる、時期。
ハーランドの、食事内容、育ち盛りの、男子中学生の、参考にも、なりそう。
- バランスよく、たくさん食べる
- サプリじゃなくて、食事から
- 魚と、肉を、両方
- 温野菜を、たっぷり
- 時々、内臓肉
- 果物、忘れずに
これ、意識して、献立を、組んでいこうと、思いました。
家族に、この話を、してみた
夕食の席で、家族に、話しました。
わたし:「ねえ、ハーランドって、知ってる?」 長男(中2):「知ってる。ノルウェーの、超強いフォワードでしょ」 わたし:「そう。彼の食事、けっこう、すごいの」 長男:「へえ、なに食べてんの?」 わたし:「1日6000キロカロリー。夕食に、ステーキと、レバー、生乳、ハチミツ」 長男:「毎晩!?」 わたし:「うん。プロテイン、いらないんだって。食事だけで、栄養、摂ってる」 長男:「かっこいい」 夫:「そりゃ、食事だけで、あんな体、作れるなら、すごいな」 長女(小4):「ハーランドって、女の子?男の子?」 わたし:「男の子、25歳」
長女:「牛肉、毎日、食べるの?」 わたし:「そう、地元の農場の、牧草を食べた牛の肉」 長女:「うちも、牛肉、食べたい」 わたし:「たまにね」
長男:「じゃ、俺、明日から、レバー、食べる」 わたし:「いや、毎日、じゃなくていいよ。2週間に1度くらいって、専門家が言ってた」 長男:「え、そうなんだ」
中2の長男、ハーランドが、大好き。 「プロテイン、いらない」というメッセージ、意外と、響いていました。 これ、たぶん、彼の、これからの、食事の、意識を、変えるかも。
主婦のわたしが、思うこと
このニュース、いろいろ、勉強に、なりました。
そして、いちばん、心に、残ったのは、
「基本は、食事」
というメッセージ。
サプリ、便利。 プロテイン、簡単。 でも、そこに、頼りすぎると、本当に、大事な、食事の力を、忘れてしまう。
自然な食材、バランスの取れた献立、家族との、食卓
これが、たぶん、いちばんの、健康法。 そして、これは、家庭で、主婦のわたしが、日々、実践できる、いちばん、確かな、道。
40代後半、体力的に、いろんな衰えを、感じる、この年頃。 でも、食事を、大事にして、家族の、食卓を、大切に、していけば、たぶん、大丈夫。
「主婦の作る、食事は、家族の、いちばんの、栄養剤」
これ、勝手に、標語にしよう(笑)
ミケとソラの、食事も
わが家、ミケ(雌9歳、三毛)と、ソラ(雄1歳、茶トラ)。 猫たちの、食事も、けっこう、考えています。
- 総合栄養食の、キャットフード
- 時々、ウェットフード
- 添加物の、少ないもの
- 年齢に、合わせた、栄養バランス
これ、ハーランドの、食事哲学と、通じるものがあります。
「質の高い、食事を、選ぶ」
人間も、猫も、同じ。 生き物として、大事なのは、体に、入れるもの。
さいごに
ノルウェーの、サッカー選手、アーリング・ハーランド。 1日6000キロカロリー、地元農場の牛肉、内臓、生乳、サプリなし。
驚異の、食事内容。 でも、その根っこには、 「自然な食材で、しっかり、栄養を摂る」 という、当たり前の、姿勢がある。
これ、プロのアスリートだけの、話じゃない。 わたしたち、主婦の、日々の、献立にも、応用できる、たくさんの、ヒントが、詰まっています。
- 加工食品を、控えめに
- 魚を、多めに
- 温野菜を、たっぷり
- 時々、内臓肉も
- 果物を、忘れずに
- サプリじゃなく、食事から
これらを、意識して、家族の、食卓を、大事にしていきたい、と、思いました。
それでは、あなたも、次に、スーパーで、買い物をするとき、 ちょっとだけ、「これ、ハーランド的に、どうかな?」 と、考えてみてください(笑)
そして、家族と、美味しい、健康的な食事を、囲む時間を、大切にしてください。
わが家、これから、少しずつ、献立を、工夫していこうと、思います。 ぼちぼちと、参りましょうね。
