ここ数ヶ月、わが家の棚に、ちょっと珍しいものが増えました。
菊芋(きくいも)のパウダー。
きっかけは、健康好きな友人から「これ、けっこういいよ」と教えてもらったこと。 友人が、自分も飲んでいて、わたしに「よかったら試してみない?」と。
正直、最初は半信半疑でした。 菊芋って、聞いたことはあるけど、食べたことはない野菜。 パウダーって、なんだかちょっと、健康グッズっぽい怪しさもある。
でも、友人の勧めで、ひとつ試しに買ってみたんです。 小さな袋入りのパウダー、お湯に溶かして飲むタイプ。 それを、毎朝1杯、ここ2ヶ月くらい、続けて飲んでみました。
そしたら、なんとなく、調子がいい気がする。
科学的にどうとかはわからないし、たまたまかもしれないし、季節的なものかもしれない。 でも、わたしの場合は、続けてみてよかった、と今のところ思っています。
今日は、その「菊芋パウダーを続けてみた、わたしの体感」を、お話しさせてください。 あくまで個人の感想なので、参考程度に読んでもらえたら嬉しいです。
先に大事なことを書いておきますね。 菊芋に限らず、健康食品やサプリ的なものは、効果が出るかどうかは人それぞれです。 持病がある方、お薬を飲んでいる方、妊娠中の方は、何かを始める前に、必ずお医者さんに相談してください。
まず、菊芋って何?
恥ずかしながら、わたし、菊芋という名前を聞いたとき、「えっ、菊の根っこ?」と思いました。 そんなはずないですよね。
調べてみたら、菊芋はキク科の植物で、根っこの部分が芋のようになる野菜だそうです。 ジャガイモやサツマイモとはまったく別の仲間。 見た目はショウガみたいに、ゴツゴツした塊。
日本でも、産地によっては昔から育てられていて、煮物や漬物にされてきたそうです。 わたしは食べたことがなかったけれど、けっこう古くから親しまれてきた野菜なんですね。
最近、健康に良いと言われて、パウダーや乾燥スライスなどの形で売られることが増えてきた、とのこと。 ドラッグストアや、ネット通販で、気軽に買える時代になっています。
わたしが買った、パウダーの種類
わが家で使っているのは、菊芋を粉末にしたもの。 原材料は、菊芋だけ。 添加物の入っていない、シンプルなものを選びました。
選ぶときに、わたしが気をつけたこと、いくつか書いておきますね。
①原材料を確認
パッケージの裏を見て、「原材料:菊芋」とだけ書いてあるものを選びました。 余計な添加物や、よくわからない成分が入っていないもの。 これ、わたしの個人的な好みです。
②国産
これも、わたしの好み。 国産のもののほうが、なんとなく安心感がある(科学的根拠はないですが、気持ちの問題で)。
③ちゃんとした店で買う
ドラッグストアや、信頼できるネット通販で買いました。 個人輸入とか、出所がよくわからないものは、ちょっと避けたい。
飲んでみたら、コーヒーみたいな味だった
最初、お湯に溶かして飲んでみた瞬間、
「あれ、これ、コーヒーみたいな味じゃない?」
と思いました。
正確には、コーヒーよりも香ばしくて、ちょっと土っぽい、まろやかな味。 カフェオレを薄くしたような、ホットチョコレートをもっと素朴にしたような、独特の風味。
これが、わたしには、けっこう好きでした。
朝のコーヒーの代わりに飲んでも違和感がないくらい、香ばしい味なんです。 最初の数日は「ふーん、こんな味なんだ」と思っていたのですが、1週間続けたら、もう、朝の習慣になっていました。 味に飽きない。 これは、けっこう、続けるうえで大事なポイントですよね。
夫にも、ある日「これ飲んでみる?」と勧めてみました。 夫、ひとくち飲んで、
「お、コーヒーっぽい。これ何?」
と。 夫もわりと気に入ったみたいで、たまに自分で作って飲むようになりました。 2人とも好きな味、というのは、地味に大事。
わたしの飲み方
わたしが続けているのは、こんな感じ。
朝、1杯
朝食後に、お湯に溶かして、1杯。 カップに小さじ1〜2杯のパウダーを入れて、お湯を注いで、軽く混ぜる。 これだけ。 20秒で完成。
お湯の温度
熱湯すぎると、ちょっと味が変わる気がして、わたしは80度くらいのお湯で淹れています。 コーヒーと同じくらいの感覚。
アレンジ
そのままでも美味しいんですが、たまに、
- 牛乳を少し加える:カフェオレ風になって、まろやかに
- はちみつを少し:甘みが加わって、飲みやすい
- 冷たい牛乳で割る:夏の朝、これも美味しい
子どもたちには、「お母さんの茶色いやつ」として、特に興味を持たれていません(笑) わたしと夫の朝の飲み物、という感じで定着しています。
2ヶ月続けてみての、わたしの体感
正直に書きますね。
わたしの場合は、続けて2ヶ月で、こんな感覚があります。
- 朝、なんとなくスッキリ起きられる気がする
- 食後、なんとなく胃の重さが軽い気がする
- 全体的に、なんとなく調子がいい気がする
ぜんぶ「気がする」です。
これ、本当にそうなんですよ。 劇的に何かが変わったわけじゃない。 体重が大きく減ったわけじゃないし、何かの不調が完全に治ったわけでもない。
でも、「なんとなく、調子がいい」という、ぼんやりした感覚が、続いている。 これが、わたしにとっては、嬉しい変化です。
ただし、これがパウダーのおかげなのか、たまたまなのか、季節的なものなのか、わたしには断定できません。 科学的に証明されたものでもないし、わたし個人の体感にすぎない。 あなたが同じものを試して、同じ感覚になるとは限らない、ということは、最初に書いておきます。
続けるうえで、わたしが気をつけていること
健康に良さそうなものって、つい「いいなら、もっと飲もう!」と思ってしまいがち。 でも、わたしは、これだけは気をつけています。
①1日1杯まで
「もっと飲めばもっと効くかも」と思って、量を増やすのはしない、と決めています。 パッケージに書いてある目安量(1日小さじ1〜2杯)を、守る。 これ、何にでも言えることですよね。 過剰摂取は、何にとっても良くない。
②急に変化を期待しない
「飲み始めて1週間で、何かが劇的に変わる」と思っていたら、たぶんがっかりします。 わたしも、最初の1ヶ月は、特に変化を感じなかった。 2ヶ月目に入ってから、「あれ、なんとなくいいかも」と思い始めた。 ゆっくり、気長に、というスタンスが、いちばんいい気がします。
③体に合わなかったら、やめる
これも大事。 飲み始めて、お腹が痛くなったり、なんだか気分が悪くなったら、すぐにやめる。 無理して続けない。 体が「合わない」と言っているなら、それは聞いたほうがいい。
④これだけに頼らない
「これを飲んでるから、食事は適当でいい」「運動しなくていい」、これは絶対に違うと思っています。 あくまで、ふだんの食事や生活の、ちょっとした添え物としての位置付け。 バランスのいい食事、適度な運動、しっかりした睡眠。 これがないと、たぶん、何を飲んでも意味がない。
わが家の朝の風景
最近、わが家の朝の風景に、ちょっとした変化がありました。
朝食後、夫とわたしが、台所で、それぞれ茶色いカップを持って、ぼーっとしている時間。 パウダーを溶かしたお湯から、香ばしい湯気が立ち上る。 コーヒーともちょっと違う、独特の香り。
長女(小4)が「お母さんと父さん、今日も茶色いの飲んでる」と、ちょっと面白がっている。 長男(中2)は、もう慣れて、特に何も言わない。 ミケとソラ(うちの猫)は、香りに興味を示さず、それぞれの場所で寝ている。
これが、最近のわが家の朝。 派手じゃないけど、心地いい習慣。 そういうものが、ひとつ増えただけでも、なんだか嬉しい変化です。
大事なこと、もう一度書いておきますね
最後に、薬機法とか何とかじゃなくて、本当に大事なことなので、もう一度書きます。
①わたしの体感は、わたし個人のもの あなたが同じものを試して、同じになるかは、わかりません。
②持病がある方、薬を飲んでいる方は、必ずお医者さんに相談 特に、血糖値や血圧に関わる薬を飲んでいる方は、菊芋系のものを始める前に、絶対に医師に確認してください。 食品でも、薬と相性が悪いことがあるそうです。
③妊娠中、授乳中の方も、相談を 食べ物に敏感な時期なので、慎重に。
④何かを始めたら、自分の体をよく観察する 良くも悪くも、変化があれば、その声を聞く。 体が「合わない」と言ったら、やめる勇気を持つ。
⑤これだけに頼らない ふだんの食事、運動、睡眠の上に、ちょっとした添え物として。 これがあるから、健康になれる、というものではありません。
さいごに
友人から教えてもらった、ひとつの粉末。 お湯に溶かして、コーヒーみたいな味を、毎朝、わたしと夫で飲む。 それを2ヶ月続けてきたら、なんとなく調子がいい気がする。
ただ、それだけの話です。 劇的でもないし、ドラマチックでもない。 でも、わたしにとっては、ちょっと嬉しい毎日の習慣になりました。
健康に良さそうなものって、世の中にたくさんあります。 何が本当に効くのか、自分に合うのか、わからないことが多い。 だから、わたしは、こう思っています。
「少しずつ試して、自分の体の声を聞きながら、合うものを続ければいい」
無理せず、急がず、自分のペースで。 40代後半になって、体との付き合い方が、そういうゆるさになってきました。 それで、十分なんだと思います。
それでは、何か新しいものを試してみるとき、どうぞご自身の体を大事にしながら、ゆっくり試してみてくださいね。
