朝、洗面所で顔を洗ったあと、鏡を見て、ふと思うことがあります。
「あれ、私、こんなに疲れた顔してたっけ」
別に、徹夜してるわけじゃない。 夜、それなりに眠ってる。 なのに、なんだか目の下がどんよりと暗い。 ちょっと青っぽい日もあれば、茶色っぽい日もあって、メイクで隠そうとしても、夕方には浮いてくる。
これ、目の下のクマって呼ばれてるやつなんですよね。
私、40代後半に入ってから、このクマと本気で付き合うようになりました。 20代の頃も「クマができてるな」と思うことはあったけど、ちゃんと寝れば消えてた。 今は、寝ても消えない。それどころか、なんだか年々濃くなってる気がする。
長女(小4)に「ママ、今日疲れてる?」って聞かれて、別に疲れてないつもりだったのに、と思ったこと、何度もあります。 夫には言いませんけど、これけっこう、地味にショックなんですよ。
今日は、そんな**「クマと向き合う日々」**で私が試してきたこと、続けていること、効果を感じられたこと、効果がよくわからなかったこと、ぜんぶ正直にお話しします。
まず、自分のクマがどのタイプか知っておく
これ、最初に知ったとき「へえ」と思ったんですが、クマにはいくつか種類があるんですね。 それぞれ、原因が違うので、向き合い方も違ってくる。
青っぽいクマ
寝不足の翌朝とか、ストレスの多い時期に出やすい。 目の周りの血の巡りが滞っていると、皮膚の薄いところから血管が透けて青く見えるらしいです。
確認方法は、目の下を軽く下に引っ張ってみること。 引っ張ると、青さが薄くなったり消えたりするなら、これは青クマ系。
私のクマは、たぶんこれがメイン。 朝、PCで仕事してると、夕方には青さが増してる気がする。
茶色っぽいクマ
色素沈着が原因と言われるタイプ。 目をこすりすぎたり、メイクを落とすときに摩擦が多いと、出やすくなる。
確認方法は、青クマと同じく下に引っ張ってみること。 引っ張っても、色がそのまま残るなら、茶クマ系の可能性。
これ、私もちょっと混ざってる気がします。 若い頃、コンタクトレンズを外すときに、ぐりぐりこすってたツケが来てるのかも。
黒っぽく見えるクマ(影クマ)
これは厳密にはクマじゃなくて、目の下のたるみやくぼみによる影だそうです。 皮膚の凹凸で、影ができて、それが黒く見える。
確認方法は、顔を少し上に向けて鏡を見ること。 影が消えるなら、これは影系。
40代以降は、これが増えてくるらしくて、私もちょっと出始めてる気がします。 正直、これがいちばん厄介。皮膚の状態の問題なので、表面のケアだけだとなかなか変わらない。
私の場合、おそらく「全部入り」
調べた結果、私のクマは青+茶+影の全部入りでした。 ちょっと笑っちゃうくらい、フルコース。
でも、自分のタイプを知ったことで、どこに力を入れればいいかが見えてきました。 青っぽさが強い日は血行系のケアを、茶色っぽさが気になる日はこすらないように気をつける、みたいに。
これだけでも、なんとなく「ぼんやり全部やる」から「ピンポイントでケアする」に変わって、自分の中で安心感が出てきました。
やってみて、ちょっと変化を感じたこと
ここからは、私が試してきたことを順番にお話しします。 これも、前にシミの記事を書いたときと同じで、「これで治った!」みたいな話ではないです。 あくまで、「気のせいか、ちょっと違うかも」と感じられた日々の習慣として読んでくださいね。
①ホットタオルで温めるのを習慣にした
夜、お風呂上がりに、温かいタオルを目元に当てるだけ。 これがいちばん、即効性を感じた習慣でした。
タオルを水で濡らして、軽く絞って、電子レンジで30秒くらい。 熱すぎないか手で確認してから、目の上に乗せる。 2〜3分、目を閉じてぼーっとするだけ。
これをやると、目元がじんわり温まって、なんだか視界もスッキリする。 翌朝の鏡で「あれ、今日は青さが薄いかも」と思える日が、少しずつ増えてきました。
ホットアイマスクの市販品もありますが、私は使い捨てだとコスパが気になって、タオル派です。 タオル代しかかからないので、続けやすい。
②目の周りのマッサージ、ただし「やさしく」
雑誌で「目の周りのツボ押しが血行に良い」と読んで、最初の頃は気合を入れてグリグリやってました。 これ、完全に逆効果でした。
茶色っぽさが、明らかに増したんです。 皮膚の薄い場所をぐりぐり押すと、刺激で色素沈着が悪化する、というのを後から知りました。
今は、
- 指の腹を使って
- 力は入れず、「触れるか触れないか」くらいの圧で
- 目頭から目尻に向かって、すーっとなぞる
- これを3回くらい
それだけ。 雑誌に出てくるような「ぐっと押す」みたいなマッサージは、私の肌にはきつすぎたみたいです。
③スマホとPCの距離を、ちょっと離した
これ、地味だけど効きました。
以前の私は、スマホを顔から20cmくらいの距離で見てたんです。 それを、30cm以上離すように意識した。 PCも、画面との距離を10cmくらい遠くした。
距離を離すだけで、目の疲れ方がぜんぜん違うんですよね。 特に、寝る前のスマホ。 目を酷使した日は、翌朝のクマが本当にひどい。
夜10時以降はスマホを見ない、という日を週に2〜3回作るようになってから、目元の状態が安定してきた気がします。
④鉄分を意識した食事
これは、健康診断で「貧血気味」と言われてから、ちょっと意識し始めたこと。 クマには直接関係ないかもしれないけど、なんとなく目元の調子と連動してる気がしてます。
意識して食べるようにしたもの:
- ほうれん草
- レバー(月に1〜2回)
- あさり
- 大豆製品(納豆、豆腐)
- 赤身の肉
これも、すぐに効果を感じたわけじゃないけど、半年くらい続けたら、なんとなく顔色が明るくなった気がする。 気のせいかもしれないけど、続ける価値はあったと思っています。
⑤睡眠の「質」を意識するようになった
「7時間寝てるのに、クマが消えない」と思っていた時期があったんですが、調べてみたら、寝てる時間より寝てる質のほうが大事らしいんですね。
私の場合、
- 寝る2時間前にお風呂に入る
- 寝室を真っ暗にする(前にシミの記事でも書きましたが、これ大事)
- 寝る前にスマホを見ない日を作る
- 朝起きたら、すぐにカーテンを開けて光を浴びる
このあたりを意識するようになってから、朝起きたときの目元の重さが、ちょっと変わってきました。
メイクで隠す技、私の場合
ケアと並行して、メイクで隠す技も、ちょっとずつ覚えてきました。 40代後半の主婦が、自然に見えるレベルでクマを隠すコツ、私なりにまとめてみますね。
コンシーラーは「オレンジ系」を選ぶ
これ、本当に世界が変わるレベルで効果ありました。 青っぽいクマには、反対色のオレンジ系のコンシーラーを薄く塗ると、青さが中和されるんです。
私が使ってるのは、ドラッグストアで1,500円くらいの、ごく普通のコンシーラー。 オレンジっぽいベージュの色味を選ぶのが鉄則。
塗り方は、
- 指先に少量取って
- クマの濃い部分にちょんちょんと置く
- スポンジか指で、軽くなじませる(こすらない)
- ファンデーションは、その上から薄く重ねる
これだけで、夕方まで持つようになりました。
ファンデを厚塗りしない
若い頃の私は、クマを隠したくて、ファンデを重ねまくってたんです。 でも、これ、逆効果でした。
40代の肌にファンデを厚塗りすると、夕方に小じわや乾燥で粉浮きしてきて、かえって疲れて見える。 今は、コンシーラーで部分的に隠して、ファンデは薄く全体に伸ばすだけ。
「足し算より引き算」というのを、最近になって理解し始めました。
目元のハイライトを少しだけ
目頭の内側や、目の下の頬骨の上に、パール入りのハイライトを少しだけ乗せる。 これで、光の反射で目元が明るく見えるんです。
これも500円くらいの100均コスメで十分。 ちょこっと乗せるだけで、顔全体の印象がぱっと明るくなる。
「治す」じゃなくて「うまく付き合う」
ここで正直に書きます。 40代後半に入ってから、私、考え方を変えました。
クマを完全に消そうとするのは、もうやめたんです。
20代の頃みたいに、ぐっすり寝たら朝には消えてる、みたいな状態には、たぶんもう戻れない。 それを認めるのに、ちょっと時間がかかりました。
でも、「治そう」と必死になってる頃より、**「うまく付き合おう」**と思い始めてから、ぐっと気持ちが楽になりました。
- 完全に消えなくていい
- ちょっと薄くなってくれればいい
- 隠す技も覚えたから、それでカバーできればいい
このスタンスになってから、不思議なことに、鏡を見るのが嫌じゃなくなった。 完璧を目指さなくなったら、できることが見えてきた、という感じです。
ちなみに、こんな日は要注意
私が最近気づいた「クマがひどくなる前兆」も、書いておきますね。
①ストレスが溜まってる時期 仕事や家事で頭がいっぱいになってる日が続くと、青クマが濃くなる。 ストレスサインだと思って、意識的に休む時間を作るようにしてます。
②生理前後の数日間 ホルモンバランスの変化で、肌全体がくすむ時期。 この時期は、無理に隠そうとせず、メイクも控えめにして、肌を休ませる。
③寝る前の食べ過ぎ・飲み過ぎ 夕飯を遅い時間に食べ過ぎたり、寝る前にお茶やコーヒーを飲んだりすると、翌朝の目元がむくむ。 これは、行動の問題なので、自分でコントロールできる。
④冷房の効いた部屋で長時間過ごした日 体が冷えると、血の巡りが悪くなって、青クマが出やすい気がします。 夏のエアコンの効いた部屋で、靴下を履いて、お腹周りを温める。地味だけど効きます。
病院に行くという選択肢も、頭に置いておく
これ、私はまだやってないんですが、皮膚科や美容医療で相談する、という選択肢もあります。
色素沈着が原因の茶クマは、皮膚科で相談すれば、肌に合ったケア方法を提案してもらえることがあるそうです。 たるみや影系のクマは、美容医療の専門範囲。
ただ、保険適用外のものが多くて、お金もかかる。 私は今のところ「自分でできる範囲」でやっていますが、「どうしてもつらい」と思うときが来たら、相談に行く心の準備はしています。
ご自分の状況に合わせて、選択肢のひとつとして頭に置いておくと、気持ちが楽になりますよ。
夫が、ぽろっと言ったひと言
ある日、私が鏡の前で「あー、今日もクマがすごい」と独り言を言ってたら、夫が後ろから通りすがりに、
「えー、そんなの誰も見てないよ」
って、何気なく。
これ、ちょっと頭にきました(笑) 「私は見てるの!毎日!」って、声に出さなかったけど、心の中で叫びました。
でも、よく考えると、夫の言葉、半分は本当かもしれないなとも思ったんです。 家族も、ご近所さんも、ママ友も、私の目の下のクマなんて、たぶんそこまで気にしてない。 気にしてるのは、いつも自分だけ。
それなら、自分が気にならないくらいに整えるだけで、もう十分なんじゃないかな、と。
完璧を目指さなくていい。 他人の目より、自分の気持ちが軽くなる程度に、ケアすればいい。
夫の何気ない言葉が、なんだかちょっとした気づきになりました。 (本人には絶対言わないけど。)
さいごに
目の下のクマ、地味に消耗するんですよね。 毎朝の鏡で目に入って、ちょっと気分が落ちて、メイクで隠して、夕方には浮いてきて、また落ち込む。 このループが何年も続くと、本当に疲れる。
でも、自分のクマのタイプを知ること、できる範囲のケアを続けること、メイクで上手に隠す技を覚えること、そして「完璧じゃなくていい」と思える日を増やすこと。 これだけで、ずいぶん気持ちが軽くなります。
シミの記事のときにも書きましたが、気づいた今が、いちばん若い今です。 明日からでもできることは、たぶんたくさんあります。
ホットタオル1枚から。 スマホとの距離10cmから。 コンシーラーひとつから。
ちいさな一歩を、今日のあなたから始めてみませんか。
それでは、今日もどうぞ、ご自分にやさしい一日を。
